How-to | iPodのメモを活用する

あなたは普段iPodをミュージックプレイヤーだけにしていませんか?
iPodのノートリーダーをフル活用すれば新しい世界が体験できます。たとえば「iPodで小説やニュースを読む」「学習用に使う」「アルバムやジャンルのプレイリストを作る」「公共施設や美術館の音声ガイドとして使う」etc...

iPodのメモの基本事項

iPodにテキストノートを保存する方法

iPodをディスクモードでPCに接続して、iPodの「Notes」というフォルダにテキストファイルを入れると、iPodのエキストラのメモから、保存したテキストファイルを読むことが出来ます。

iPod にテキストノートを保存する/ノートを読む
http://support.apple.com/kb/HT2234?viewlocale=ja_JP

メモ1ページに表示できるファイルの容量

iPodがテキストファイルを表示できる容量は最大で4kb、それ以上の容量を持つテキストファイルは内容がカットされるので、ファイル分割ソフトなどを使って、iPod用にテキストファイルを作成して下さい。ファイル分割ソフトは、Download | iPod ソフトウェアiPodのメモ・歌詞を活用するソフトウェアのページを参考に。

文字化けの対処法

iPodのテキストビュアーで使えない文字コードを使ったテキストファイルの場合は、文字化けを起こす可能性があります。その場合は専用のタグ

<?xml encoding="MacJapanese"?>

を使ってテキストファイルのエンコーディングを強制的に変更することで文字化けに対処することができます。使い方は、専用タグの「MacJapanese」の部分を「Shift-JIS」、「EUC」、「UTF-8」などのテキストエンコーディングに変更してください。

iPodで使えるHTMLタグ一覧表

下記のタグをテキストに貼り付けて○と△を編集して保存し、iPodに転送するとタグが有効になり様々な機能が使えるようになります。

一般的なタグ
iPodのメモのタイトルにする
タグ <TITLE>○</TITLE>
備考 iPodでメモを選んだときのテキストの名前が○になる。
他のテキストファイルへのリンク
タグ <A HREF="△.txt">○</A>
備考△がファイル名の、テキストに移動する。
○がそのときiPodに表示される文字になる。
音楽ファイルへリンクさせるタグ
プレイリストを再生する
タグ <A HREF="ipod:music?playlist=△">○</A>
備考 △というプレイリストを再生する。
○がそのときiPodに表示される文字になります。
アーティスト再生する
タグ <A HREF="ipod:music?artist=△">○</A>
備考 △というアーティストの曲を再生する。
○がそのときiPodに表示される文字になります。
作曲者の曲を再生する
タグ <A HREF="ipod:music?composer=△">○</A>
備考 △という作曲者の曲を再生する。
○がそのときiPodに表示される文字になります。
アルバムを再生する
タグ <A HREF="ipod:music?album=△">○</A>
備考 △というアルバムの曲を再生する。
○がそのときiPodに表示される文字になります。
曲を再生する
タグ <A HREF="ipod:music?song=△">○</A>
備考 △という曲名の曲を再生する。
○がそのときiPodに表示される文字になります。
ジャンルを再生する
タグ <A HREF="ipod:music?genre=△">○</A>
備考 △というジャンルを再生する。
○がそのときiPodに表示される文字になります。

メモの活用例

iPodで小説を読み聴きする

iPodのテキスト表示機能を使い下記のサイトとHTMLタグを利用すると、小説を見ながらその小説を聴くことが出来ます。

やりかた
  1. 下の小説配布サイトから小説(文章と朗読ファイル)をダウンロードする。
  2. メモ1ページに表示できるファイルの容量」で紹介するテキスト編集ソフトなどで分割します。
  3. iPodで使えるHTMLタグ一覧表」を参考に朗読ファイルへリンク。
  4. iPodに転送して楽しむ。

音声版の小説の場合は、MP3ファイルをAACに変換して、オーディオブック(Audible)に変換して再生させると、停止したときの位置の保存などもでき、曲再生の速さが変えられる(速度を変換できるのは一部のiPod)ので自分のペースにあわせて楽しめるので便利です。

学習用に使う

英単語などを学習する際にiPodのテキスト表示機能を使うと非常に便利です。iPodは様々な言語に対応しているので、多言語を使用した際に文字化けを起こすことがほとんどなく、単語以外にも文法や長文など様々な練習が出来ます。さらにキーボードで1から編集していくので、タイピングの上達や単語のスペルの暗記なども出来てしまい一石二鳥です。

やりかた
  1. 覚えたい単語帳のページの単語をテキストに記入する。
  2. 単語帳の発音CDなどを録音する。
  3. iPodで使えるHTMLタグ一覧表」を参考にしてリンクを貼る。
  4. iPodに転送して学習する。

メモプレイリスト

iPodのブラウズ機能で沢山の情報の中から素早く聴きたい曲を検索したい。プレイリストをフォルダ構成のように扱いたい。そう思ったことはありませんか?下記で紹介するのはそんな不満をiPodのテキストリーダー機能で解決しましょう!

やりかた
  1. テキストエディター(メモ帳など)を開く。
  2. iTunesを起動する。
  3. iPodで使えるHTMLタグ一覧表」からタグをコピペ。
  4. ○の部分には、好きな名前を入れる。
  5. △の部分にiTunesから必要な情報をコピペ。
  6. 手順3〜5を繰り返してメモプレイリストを作る。
  7. 内容を保存して、iPodのフォルダ[Note]に転送する。
  8. PCから取り外して楽しむ。
手順3〜5の見本

アーティストがThe Carpentersでリンクを作りたいとき。

<A HREF="ipod:music?artist=The Carpenters">The Carpentersを再生する</A>

これだけでリンクが完成します。そして、これを繰り返して作ったものがこれです。

これは見本で作ったものなのでリンクは表示されますが、リンク元の情報がないので再生することは出来ません。

HTMLと同じような構造でリンクを貼ることが出来るので、フォルダなどを利用すれば擬似フォルダ管理ができます。さらに曲の題名が長い曲やアルバム、作曲家などは、すべて省略されることなく表示できるので検索するときなどに便利です。

Notes Onlyモード

Notes Only(ノートオンリー)モードとは、Museum(ミュージアム)モードとも呼ばれる機能で、iPodのメインメニューを表示せず特殊なページのみを表示する機能です。主な活用事例では、美術館などの音声ガイダンスのメニューに使用したりします。

ミュージアム活動のキーになるiPod『北海道立近代美術館』
http://www.apple.com/jp/articles/report/dokinbi/
Notes Onlyモードの例
  1. サンプルファイルをダウンロードし、解凍する。
  2. iPodをパソコンに「ディスクモード」で接続する。
  3. 1.で解凍したサンプルファイルを、iPodの[Notes]フォルダに入れる。
  4. iPodをパソコンから取り外すし、メニューから[メモ]を選択する。

ノートオンリーモードに入ってしまうとiPodのメニューには戻れなく(リセットし再起動しても)なります。3.でiPodの[Notes]フォルダに入れたサンプルファイルを削除するとiPodのメニューが表示されるようになります。

解説

「例」の項目の「サンプルファイル」を参考にしていただいたらわかりますが、「Preferences」という拡張子なしのファイルがNotes Onlyモードになるように仕組まれています。そしてNotes Onlyモードで開かれるメインページが「Main.linx」になります。テキストエディタで「Main.linx」を開くと、このページで紹介している[iPodで使えるHTMLタグ ]の一部のタブが使われています。このタブを変更したり、サブページ「sub.linx」やテキスト「解説.txt」などを追加してやることで様々な楽しみ方ができます。

やりかた
  1. サンプルファイルをダウンロードし解凍する。
  2. 「Main.linx」をテキストエディタで開いて編集する。
  3. 「あ.linx」や「あ.txt」などのサブページを必要な分作る。
  4. 「Preferences」「Main.linx」と3.で作ったファイルをiPodに転送。
  5. iPodのメニューから[メモ]を選んで、[Notes Onlyモード]にする。

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